どうも、@moneyhark1です。
今回は、12月7日に予定されているビットコイン(BTC)の難易度調整後の動きについてお伝えしていきます。
目次
2017年12月難易度調整はいつ?日本時間で何時?難易度レベルは?
▲2017年12月6日17:00頃:12/7(2:54)難易度調整
日時 | 2017年12月7日 |
時間 | 2:54(ブロック生成によって変動) |
難易度上昇率(%) | 前回と比べ、『17%上昇』 |
BTCの難易度が上がるとどのような影響があるのか?
実際に、難易度が上がったからどうなるのって話です。
これは、投資家の視点ではわかりにくいのですが、マイナー(採掘)の目線に経って、考えるとわかりやすいです。
例にして話すと、問題があります。その問題を1番先に解いた人のみ報酬が与えられます。
ライバルが多ければ多いほど、1番に解ける可能性は低くなるので、報酬がもらえにくくなります。
この環境では、収益性が悪いと判断して、他の通貨(BCH)にマイナーが移動する可能性があるのです。
ライバルが増える=難易度が上がる
難易度が低い=ライバルが少ない
▲2017/12/6(18:19):BTC・BCHのハッシュレート比率(BTC:95.60%・BCH:4.40%)
BTC・BCHのハッシュレート比率を見てみると、ビットコイン(95%)ビットコインキャッシュ(5%)と凄い開きがあります。
この動きは、BTCを難易度調整まで掘り続けて、難易度を上昇させて、(採掘効率の高い通貨)マイニングハードウェアが同じ、ビットコインキャッシュにマイナーが移動する可能性が高いのです。
▲赤枠:2017年11月10日~13日前後の動き
マイナーがビットコインキャッシュに移動することで起きる現象:
この現状が綺麗に現れたのが、
11月14日ビットコインキャッシュ(BCH)HF前後の動きでした。
- ビットコインキャッシュにマイナーが流れることで価格が上昇
- ビットコインのマイナーが少なくなれば、機能性の低下(送金遅滞・送金手数料の上昇)
今回のビットコイン(BTC)の難易度調整は、2週間に1度の周期で難易度調整が行なわれますので、今回に関しては、長期的に何かしらの問題が発生するだろうと推測されます。
注意なのが、11月14日に起こった現象が、ビットコインの機能性が悪くても、
先物上場,ビットコインHF祭りなどもあり、ビットコインの価値として、値上がりをする可能性があるという事です。
機能性が悪くても値上がりするのなら、マイナーは積極的にかかわらない方がマイナーの収益性が向上するのです。
- 難易度調整後、他の仮想通貨ばかりを採掘⇒2週間後BTCが収益性が高く掘りやすい
- ビットコインの機能性の低下により、高額送金手数料を貰う事ができる。
この考えは、あくまで参考程度で、ご参考下さい。
【追記】2017年12月7日AM1:22にBTC難易度調整完了!
当初考えていた、BTC→BCHのマイナーの移動は現時点で見受けられません。
むしろ、BTCは、難易度調整後一時的に値を下げましたが、
141万円付近⇒現在165万円まで上昇しております。
時間が経つに連れて、ビットコインの上昇率も高くなっているので、買いが買いを呼ぶ状態が続いていると判断されます。
直近である、12月10日先物上場が何かのきっかけになるのかも注目です。
▲仮想通貨全体の動き
▲BTC(ビットコイン)の難易度調整後の動き(BTC/JPY:4時間足)
▲ビットコイン次回難易度調整に向けての動き(現在次回難易度調整5%増)
▲BTC・BCHの採掘効率表
▲ビットコインの未確認取引(112777件)
※上記情報算出日:2017年12月7日11:07